「何を買うか?より誰から買うか?」
のほうが重要な時代。
100円、数千円の商品ならまだしも、
数万、数十万となるとなおさらです。
この人だから間違いない商品だ。
この人だから任せよう。
そう感じてもらえれば、商品・サービスの説明が不十分(下手くそ)でも、モノは売れてしまいます。
僕らの商品は高額です。
スキル、ノウハウ、実績が十分でもまとまらない案件があったりします。なにしろ、(あなたは分かりませんが)、僕なんか無名で米粒のような存在だからです。
接触頻度を高めて関係性をつくりつつ、というやり方は有効ですが、とくに、初見の見込み客で、突然問い合わせがあった場合、限られた時間の中で
信頼に値する制作者であることを知ってもらわなければいけません。
これ、けっこうハードルが高いんです。
競合がいなければいいですが、見込み客にとっては選択肢は山ほどあるわけで。
そんな時間制限あり、一度失敗すればやり直しのきかない状況で、簡単に信頼を獲得する方法をお伝えします。この方法はすごく簡単で何度も使えます。しかも、競合が伝えないことなので、けっこう印象に残ります。
それは、、、
欠点を言う
どんな人も商品を検討するとき、完璧であってほしいとは思いつつ、一方で、完璧なものなど存在しないことを本当は知っています。つまり、「欠点はどこかに必ずある」という前提に立っています。(意識・無意識にかかわらず)
しかも、僕らはなぜか購入後に欠点を探そうとするし。。。
ということは、それを予め伝えておくことは、見込み客にとってもいい判断材料になるわけで。
いいことばかり言う人って、ちょっと怪しいですよね。ホンマかいな!裏があるんじゃないか?と思ってしまう。あえて欠点を言うことで、商品に対する評価ではなく、あなたの正直さとか透明性を感じてくれます。
それがある種の信用につながるわけです。
例えば僕らで言えば、
- これはめちゃ得意やけど、これはできません。
- リサーチに時間をかけるので、通常より制作期間が長いです。
- チーム体制の制作会社と比べると、バリエーションあるデザイン提案はできません。(でも、良いものは作ります)
とか。
ただ、注意点が2つあります。
欠点を言う際の注意点
見込み客には重要な判断基準が存在します。それと思いっきりバッティングしないようにしなくちゃいけません。なので、決定的な欠点を言うのは避けてくださいね。
もう1点。
欠点は自ら言う
欠点を言うのは、できるだけ「自ら」です。お客さんに突っつかれて答えた欠点は、懐疑心を芽生えさせます。聞かれなくても自ら申告するのがポイントです。
欠点を言うだけで本当に信用してくれるのか?と聞かれれば、残念ながら「No」です。でも信用を得る助けにはなります。
特に僕らの商品は、既成品を売るのとは違い、形がありません。カタチができる前に、その可能性に投資してもらうわけなので、その人が信用できるか?
という要素はめちゃ大きい。
なので、ひとつの方法として取り入れてもらえれば。